シミの治療についてシミにも単純な円形状の色素斑から、輪郭がぼやけているもの、軽度隆起したものなど様々です。
体質や症状によっても受けられる治療が違ってきますので、まずは診察での判断になります。
シミの治療を受ける際はシミの状態や色を見るため必ずメイクを落としてきて下さい。化粧水乳液などが残っているとレーザー処置も出来ません。
☆ 内服
ビタミンCやトラネキサム酸、ハイチオールなど患者様の症状に応じた処方で治療していきます。
長く服用されることで、今あるシミへのアプローチだけでなく予防にも繋がります。
☆ 医療用ホワイトニングクリーム
積極的にメラニンを抑えるクリームです。
ハイドロキノンを中心にフルーツ酸を配合、ピーリング効果とダブルでメラニンを抑制する当院オリジナルの商品から、敏感肌対応のクリニック専売品のものまで幅広く処方しております。 化粧品と違い医薬品ですので経過診察が必要です。
☆ レーザー治療
当院ではQスイッチ・ヤグレーザーを使用しております。
丸い形の色素斑や色の濃いソバカスなどはレーザーが有効です。 レーザー照射後はかさぶたとなって黒くなります。 4日〜10日くらいでかさぶたは自然に脱落、ここから日焼け止めを積極的に使ってください。 5月〜10月は紫外線が強いので、レーザー処置は避けたほうが無難です。 処置当日より洗顔メイク可。 妊娠授乳中や、色が薄いシミ、辺縁がぼやけて不明瞭なもの、顔全体のクスミ、手の関節部が黒かったり目の周り唇の色が黒ずんでいる場合、レーザー照射により、かえって色素沈着が今以上に濃くなりますのでレーザーは不適です。この場合は美白クリームと内服の治療を行います。最低でも半年から数年と時間が掛かりますがレーザー後の色素沈着を考えると無難と考えます (費用の目安 … 500円玉の大きさで 1回 5,500円)
長年かかって出来てしまったシミを一度に消すことは困難です。
当院ではその方の症状や経過を見ながら、色んな組み合わせでご自身に一番合った方法を見つけていきます。 その他の治療方法、治療薬は以下のリンクでご確認下さい。 |