ほくろや皮膚腫瘍は場所や大きさ、種類によって処置の方法が異なります。
簡易法
■2〜3mm程度の小さなもので色が薄いものならレーザーや電気メスで焼きます。
手術後は軟膏を塗るだけ。洗顔、メイクも普通に行うことができます。
個人差はありますが、赤みが続きますので肌色のテープを貼ると良いでしょう。
若い方はホクロの細胞が深くまで存在する場合は再発することがあります。
再度処置をすることで傷も少なく目立たなくなります。
■4個以下で 6,000円程度
※沢山ある場合でも最初の処置は 4個以下に留めて、経過を見ながら次の処置にうつります。
くり抜き法
■濃いものであれば、くり抜き法で除去します。
ホクロの大きさのまま深くまでくり抜く処置で、再発は殆どありません。
※費用は簡易法とほぼ同じです。
切除法
■更に大きく 1cmを超えるものであれば切除を行います。
目立ちにくい方法で切除縫合します。
抜糸までの間はご自身で消毒などの処置をして頂きます。
抜糸は約 1週間後です。
術後、抜糸を含め通院は 2、3回程度必要です。
手術痕の回復までは約 1ヶ月が目安です。
場所によっては傷が目立ったり、傷跡が広がったりすることもありますのでテーピングなどを行った方が良いでしょう。
■切除は 1ヶ所。15,000円程度です。
※いずれの処置の場合も悪性が疑われたり、気になるようでしたら、手術と同時に組織検査を行うことが出来ます。
結果は約 2週間後に出ます。
費用は 3,000円程度です。
ホクロに代表して説明してありますが、ほかのイボや皮膚腫瘍についても処置方法や費用は同じです。
処置は全て保険適用です。3割負担での計算をしてあります。
手術費用の他、診察料、薬剤料などがかかってきます。
ホクロ・イボ・皮膚腫瘍の除去について